クライアントなら誰もが思うことでしょう・・・・
ディレクターだって、パートナー(協力会社)にとってはクライアントになります。
なので、どのような準備をして、依頼をすると、同じクオリティで安くて早い仕事をしてもらえるのでしょう?

シンプルに言うと「ゴールを明確」にして「要不要を明確」にすることにつきます。
ただ、クライアントとしては、何が不要で何が必要かわからないといった場合が発生します。

そんな時は見積書を作ってもらう前に相談してみることにつきます。
・ゴールと期間と現状を箇条書きにして連絡してから、
会話する機会を作ってみるのが良いと思います。
(メールだけだとここも時間がかかります。)

わかる範囲でまとめてみましょう
「ゴール=目的」はサイト作成の短期的なものではなく、サイトで、何を達成したいのか?
ニーズとして多くは、告知、販売、集客、申し込み、動向調査など

「要不要=必須条件」は、締め切りや、商品(写真、動画の紹介など)の掲載内容項目、
景表法、個人情報の規約など、必ず掲載が必要なものとか
掲載環境(プラットフォーム)などを伝える必要があります。

パートナーと会話すると、いろいろ質問をしてくれます。
知見があり、制作工程をシミュレーションして、
見積もりを書くことができる人は、
懸念事項・課題事項が見える人なので、必須項目だけ明確にしてあげると、
最短=工数の少ない=低価格の提案ができるはずです。

お任せコースが一番高額で、時間がかかります。
要らないものを伝えることができるほど、安く、早くなります。

それでも、本当に新しいことで未確定なことがある場合は、
そこに予備(バッファ)を持つことで準備することができます。

それと、経験上、見積もりに「一式」と返してくるところを信用してはいけません。
一式に何が入っているのか明確でない場合は、さらに危険です。例えば、
ネジとワッシャ、ボルトの一といった、製造業などで
物理的なものがはっきりとしているなら一式との記載は、問題はありません。

しかし、WEBやシステム開発で「一式」は、幾つかの可能性があります。
・詳細を判っていない=やってみないとわからない=経験・知見がない
この場合はあとから追加が発生したり、納期の大幅遅れを発生する可能性が大です。
ちなみに、昨今は下請法の関係で行った作業に費用を払わないとは言えませんので、
処理に奔走することに・・・・

・減額されたくない、面倒くさい。=「説明しても理解できないだろう」=ごまかしたい、忙しい。
この場合はとても誠実とはいいがたいので、継続的なお仕事は厳しいかもしれません。

いずれにしても「一式」が書かれていたら
何が含まれていて何が含まれていないのか確認する必要があります。

それこそ、本末転倒で余計な時間がかかります。

一式の内容確認=>内容の疑義の確認=>再提出・・・・・
依頼側のストレスも発生して、誰も幸福にならない・・・・
なので、Webやシステム開発の見積もりで、一式と書くことは
自分は無知ですと言っているに等しいので、
「一式」なんて恥ずかしくて書けないとも思ってます。

話は少しそれましたが・・・「安く早く制作したい」
これも、IN(必須条件)とOUT(ゴールの話につながっているのだと思います。

とても同意できる参考のサイトを見つけたのでこちらにリンク

余談ですが「予算が余って仕方がないとき」は、ぜひ「一式」でご依頼ください。
フルスペックのお見積りをお出しできますので(笑)
・・・ではまた。

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