6割のプロ

「プロ」ってなんですか?
まるで小学生がしそうな質問です。 ここまで、読んでもらったら、 「あぁ また質問か?」と言われそうですが、その通りです。
なんで、そんな質問ばかりをするかというと 普段考えていなかった事を考える事がとても重要だからです。
もしも、仕事がつまらないと感じたら、 転職前に少しだけ思い出してもらえるとありがたいですが、 身近なことを再構築することでつまらない事が楽しくなったります。 (楽しい仕事をする方法は改めて後述します。)
すいません。話を元に戻しましょう。 「お金をもらえばプロ」なのでしょうか?
結論から言えば 「お金をもらうからプロとは言えない」と思っています。
考えてみてください。 スポーツ選手の場合はものすごくシビアな生存競争があり 金を貰っているか、貰っていないかが一つの基準になります。
やっぱり金か!と早まらないでください。
スポーツ選手は職として成立している人をプロと考える事が出来るだけです。
コンビニの店員にプロはあるのでしょうか? 全てのアルバイトはすぐに、「プロ」と呼ばれるのでしょうか? ・・・お金は労働の対価であって、プロの証明ではありません。
お金だけでは、判断できない事になりそうです。
では「品質の高さ」なのでしょうか?
これもちょっと違う気がします。
なぜだと思います?
品質だけであれば何度も試行し時間をかければ、 プロでなくても同じものをつくる事が出来ます。
少し見えてきたと思いませんか?
プロには「時間」という制約が重要だと思います。
つまり、プロは、常に効率的な時間で80点のものを 提供できる人・集団では無いでしょうか?
もちろん「効率的な時間」「80点のもの」と考えるのには意味があります。 「効率的な時間」とは無駄の無い時間で「効率的な時間」=事前に懸念事項を予見し、 最低限の時間(コスト)で実施できる能力とも考えられます。
意味もなく色やフォントや行頭が不揃いだったとしたら、それは基本以下なので論外ですが 一定の規則を感じる事が「80点」で最低限のルール以上のものです。
そう考えれば一気に視野が広がり、プロスポーツ選手にも納得がいきます。 怪我ばかりしている、あるいは、成績の浮沈が激しいと、 すぐに戦力外でプロではなくなってしまう。
長期間にわたる体調管理や怪我をしないプレー・次の試合への切り替えも 重要なお仕事・・・なんと、厳しい世界!・・・ これをWEB制作に置き換えて考えてみてください。
不得意な分野でも最低限の仕事ができ、一定の予算や期間で完遂する事が プロと言う事ではないでしょうか?
もちろん、その「クオリティ」が高ければなおよいのですが、 評価と努力が一致しないのもこの仕事の特徴です。
(評価についても後述する必要がありそうですよね・・・もちろんやります)
新人ディレクターにありがちなのは、すべての情報を指示書に書き込もうと 徹夜する事です。
「それで・・・重要なのはなに?」と児童との会話のようになってしまっています。
工業系で、図面を引いた事のある人ならその感覚が判るかもしれませんが、 ビスやパーツ、製品の設計図は100%である必要があります。
しかし、WEB制作では100%の指示書をつくるのはプロのやり方ではなく、 60%の指示書で理解して、制作してもらうのがプロのやり方で、 プロだから60%の指示書で80点のものをつくってもらう事が出来るのです (指示書の書き方は非常に重要なので改めて後述します。今回は3つも課題が・・・)
余談ですが…かなり前の事ですがリクルートの「プロ論」という本を読みました。
プロについての考察が深まったかというと・・・
目標を持って高見を求める姿勢に感動をしたおぼえはありますが、 とても一般的な人たちがまねを出来る内容では無く 「転職斡旋の内容」で、これ自体が、「プロの仕事」と関心しました。
内容ではなく、そのあざとさに「プロ論」を感じた私でした。
おっと、もうこんな時間
・・・まだまだ、プロじゃないな・・・
上手に6割の指示書に出来ないので遅くなりそうです・・・・
ではまた
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