2010年代になってから、AIが注目されている。経済産業省は「2030年には、AIやIoTに関わる先端人材は55万人不足して、受託開発や保守運用を担う従来型IT人材は10万人余る」と言い出した。 https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

WEBディレクターは、AIの時代がやってきても必要な職種だと思っています。ただ、なんでもそうですが、真剣にその仕事に向き合っていた人だけが残ると思っています。

僕の学生時代はバブルがやってきて、社会人になりかけのころはバブルの残影が残っていたころです。僕と同じようにディレクターを目指す人たちもたくさんいました。地道にディレクターになった人は、どんな仕事をしても上手にこなせるようになっています。バブルに浮かれて押し流された人は、消えてしまっているように思います。

これからのWEBディレクターは、AIにできないことを目指すというよりも、自分とAIの強弱を知り、AIに任せるべきところは任せ、与える学習データの管理や常識外れのAIを正す人にならないと生き残れない気がしています。

AIについては、様々な利便性が語られる一方で、自我や自立を求めてはいけないとする考え方も語られています。
身体的な接触や苦痛を伴わないAIの思考においては、 共感や愛情は、疑似的で偽装に過ぎないとも言えるからです。
一緒に暮らすパートナーに偽装されたくないと誰もが思うはずです。

人は社会や文化から常識的な判断を学び、それを体現することができます。
AIは万能ではなく、まだ生まれたばかりの子供みたいなのもなので、育てることができる人が必要になるんだと思っています。

常識的な判断と、創造、総合的な調整・・・人は、0を1にするところと9を10にするところ、ここがきちんとできるように頑張っていく必要がありそうです。

「記憶力と頭の回転がおそろしくいい、バカまじめな子供 (AI) 」の面倒を見れるディレクター(教師)にならないと・・・
55万人には入れなさそうです。

私ですか?
2030年いきてますかね?
どうでしょうか?
ではまた。

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