■ディレクターとはどんな人?
いきなり質問で申し訳ないです。
あなたは、希望してディレクターになりたいのでしょうか?
あなたにとってのディレクターとは?
私なりの答えは後述しますが、これはとても重要なことです。
私は「多くの人は、自分の思う以上のものにならない」と考えています。
仮に思った以上になっていたとしたら、それは、「奇跡」です。
凡人が期待すべきことではありません。
私は制作スタッフの責任者だったことがあり、採用も業務の一つでした。 ディレクター、デザイナー志望の様々な方とお会いする機会がありました。
その時に必ずする質問がありました。
それが、「あなたにとって、ディレクター(デザイナー)とは、どんなひとですか?」なのです。
カタカナ言葉の「職業イメージ」だけで答える人はたくさんいました。
これは、何が正しいかということではなく、いかに真剣に仕事について考えているかを問う質問なのです。それが明確にならないと長続きしないので、お引取りいただいていました。
私なりの答えは、「ディレクターとは、目的のために、要・不要を判断して、実行する人」だと思っています。これを中心に捉えると惑う事がなくなりました。「そんなの当たり前だよ」と簡単に言ってしまうかもしれませんが、理解することと実行することが違うように、単純だからこそ「実行できるか」が重要です。
料理評論家ではなく、料理人がそれです。
おいしい料理は知っていても、おいしい料理が作れるかは、別問題です。
「ディレクターとは?」という 1つを明確にすると、他の役割も見えてきます。
プロデューサーとは、デザイナーとは・・・・
そうすることで、役割分担やお願いの仕方が変わるはずです。
自分の役割を明確にする事もディレクターへの第一歩だと思います。
あなたなりの答えを、とことん突き詰めて考えてみてください。
実は私の本当の職業は・・・内緒です。
ではまた。
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