成功例と失敗例

過去の実績を振り返る時よくかたられるのが、成功例ですが、それって本当に役に立つのでしょうか?

成功と言っても、いくつかの偶然がかさなって起こる成功と、いくつもの課題を克服しての成功例は、意味が違う気がします。

事前にどれだけ課題を予見していたか?
それは実際に起こったのか?
課題解決のために、何をどう判断したか?
誰がどの様な対策をしたか?
などがポイントになると思います。

ただ、成功例のほとんどは、自慢話のようになってしまうか、「当たり前のことをしただけ」の話です。

出来る人のほとんどは「いつも同じ様な、当たり前」を持っています。
その「あたり前」は本人も、周りも、気付きにくく、継続的に見ていないと評価出来ないものです。
なのでどれほど参考になるか・・・・

失敗例はどうでしょう?
失敗例は多くの事を教えてくれます。
しかし、失敗例の厄介なところは、原因の隠蔽や責任転嫁が発生するところです。

その中で最も学ぶべき事は、何だと思いますか?

私が一番知りたいことは、撤退についてです。
計画していたことを中止する場合はどこで判断するのか?
陣容は? どこまでの損失を容認するか?

失敗例のいいところは終わり方がわかることです。
これが、一番の勉強になります。
始めることは、誰もが想像することができますが、終わり方はなかなかわかりません。

「悲観的に準備して、楽観的に実行する」ためには、失敗例こそ知るべきです。

私の成功例?・・・準備がいいだけです。
ではまた。