周りの事ばかり気にして迎合すると本質を失ってしまう。

制作現場でもよくある事で、私も先だって、失敗したばかりです。
予算の件、期間の件で妥協ともとれる内容をうっかりと見せてしまいました。
別に、王道の資料を準備していたのに・・・

中途半端なものは酷評を受けます。
高額で時間がかかる内容でも、理想形として、考えていたことをぶつけて実際に実現できる内容に落としこんでいく方がよかったと反省をしました。

「迎合しない」といっても「頑固」「自己中心的」とは異なります。
価値観や目的は迎合しない、手法や表現、結果は柔軟に受け入れようと考えるとわかりやすいと思います。

そろそろ、好景気がやってきそうな気がします。
経済的な周期でいうと30年程度で好景気が来るらしい。
2020年のオリンピックに合わせてかどうかはわからないが、好景気がやってくると思います。

好景気をバブルと言いますが、次は何のバブルが来るかもわからない・・・
そう、私の学生の頃がバブルの真っ盛り、
当時は、投資や転職も盛んで、転職することで待遇を変えていく人たちがたくさんいました。
3高(「高学歴」、「高収入」、「高身長」)や 3K(きつい・汚い・危険)などという言葉が登場して、社会人の先輩が派手な感じで遊び歩いていたように思います。
ゲーム開発やIT教育ソフトの需要が増え、色々な媒体や言語が登場しました。
色々なところで人不足が発生して、『就職戦線異状なし』なんて映画も登場していました。

誰でもいいから、来て欲しいなんて状況が発生していました。

自分の希望を叶えるために転職を繰り返し、自身の能力では無く、周りの評価を変える事で自分の価値を上げていたのかもしれません。
しかし、華やかな頃に浮かれて、色々手を出していた人たちは何を得ていたかはいまだ疑問です。

私の取引先の人がぼそりと言っていた言葉がいつも思い起こされます。
「自分の評価を上げようとする人には2種類いて、他人を下げる方法と自分を上げる方法。他人も自分も下げるのは簡単で、自分を上げるのが一番大変」

いつも、周りと比べたり、周りを下げたりするより、自分のために、しっかりとためになる仕事をしたいと気を引き締めています。

といっても、オリンピックには浮かれてみたいですね。

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